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暮らす旅・南三陸

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記憶を辿る。

10月3日。
あっという間に10月。

何週間ぶりだろう。
すこぉ~し、まったりな気分でいます。

9月は本当に嵐のように過ぎていきました。
気付いたらその間にまたひとつ歳を重ねて…。

三十路もフィナーレに近づいていますが、十年前は今を
こんな状況で、こんな風に過ごしているとは思わなかったな。
当たり前だけど。


仕事の幅が広がる分、出会う人も増えます。
それは単純にいい出会いであったり、我を考え直す貴重な
出会いだったり。

出会いもいろいろですが、ここ1カ月で出会った方々は
特に貴重な出会いが多かったような気がするな。

中でも心に残る思い出にもなったのが、昨日行われた
南三陸町復興音楽祭。

もうテレビを通してみなさん知っているから、あえて名前も
隠しませんが、南三陸町にEXILEのみなさん、加山雄三さん
そして吉田兄弟のお二人が応援に駆け付けてくださいました。

復興音楽祭。
これは、ただ単に元気を出そう!って主旨の音楽祭じゃ
ありませんでした。

3.11の震災により、脈々と受け継いできた伝統、そして文化も
それに携わる方々の心も、ポッキリと折れてしまいそうになりました。

でも私たち町民は、少しずつ気づいたんです。
大切なものを失った喪失感は大きい。
でも、自分たちが今歩き出さなければ、受け継がれるはずのもの
ここで全てが終わることに。

そうして、自分たちが今何をしたいか。
何をすべきか。
与えられた状況の中で、しっかりと前を見据えて歩き出しました。

チリ地震津波からの復興を、心に響く音色と力強いバチさばきで
表現した「大森創作太鼓保存会旭が浦」のみなさんによる、
「津波復興太鼓」。
太鼓、バチ、衣装、全てが流されてしまったけれど、ありがたい
ご支援を受け、もう一度「生きる力」を表現する術を与えられました。

シーズンともなると様々な会場に赴き、南三陸のPRと共に、
素晴らしい踊りを披露したよさこいチーム「海童いしゃり」。
いしゃりのみなさんも全てのものを流されながらも、ご支援を受け
また南三陸の元気と、多大なご支援に対する「ありがとう」の
気持ちを込めて、今全国を飛び回って舞っています。

震災直後、歩くのもままならない瓦礫だらけの中を、なんとか
伝統を守りたい一心で道具を探し回ったのは「行山流水戸辺獅子踊
保存会」会長の村岡賢一さん。

毎年、南三陸の素晴らしい里の風景の中、大人も子供も一緒になって
京都は祇園から伝わったといわれるお囃子に合わせ、獅子舞を
披露した「入谷打ち囃子保存会」のみなさん。

そして、3.11.
あの夜、凍える教室の中、本当であれば翌日の卒業式を境に
この学び舎を巣立つはずだった子供たちが、だれともなく口づさんだ
卒業記念合唱に歌うはずだったEXILEの「道」。
この歌がきっかけで、また志津川中学校を巣立った子供たちが
集まることが出来た。
普通では考えられない非日常を繰り返し、それでもまっすぐ前を
見て進もう!と頑張る子供たちも目は、眩しいくらいに澄んでいました。


こうやって集まった地域の団体。
復興音楽祭は、全国の応援によって今自分たちが確実に動き出し
笑顔を忘れずに頑張ってる姿を「ありがとう」の気持ちを込めて
発信しようというところから企画されたイベントなのです。


もちろん、南三陸町ではまずあり得なかったであろうゲストとの
共演もさることながら、ここまでの道のり、ストーリーに心打たれ
会場が一体となって涙する姿に、私も心が熱くなりました。


この開催にたどり着くまで、本当にいろんな葛藤がありました。
自分の中の葛藤だけど。

復興にはいろんな形がある。
自分の中で、気持ちの面での復興もある。
物理的な復興もある。

どれも、どんな復興の形も、誰かが良し悪しを決めれるもの
じゃないですよね。

でも人の気持ちは様々。
感覚も様々。

私自身、復興復興っていつまでかかるんだろう…
なんて投げ出してしまいたくなることもある。

でも本当に昨日の出演者、そして来場者のみなさんの笑顔を
そして涙を見て思いました。

少なくても自分は、これから前に進もう!とする人を、自分が
できる形で応援しようって。

そういう自分も現実には被災してるんだけど、別に同じ立場
でも応援したっていいよね。

そして自分がちょっと応援してあげることで、その人にとって
忘れられない経験になったり、出会いに繋がったりしたら
それはそれで自分のことのように嬉しい。


そしたらきっと毎日はもっと楽しいし、心も穏やかになれるはず。


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2011/10/03(月) 17:04:44 日々の暮らし トラックバック:0 コメント:0
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